東雲神社の武具、能面・能装束
第7回特別展示
戦後は未公開であった、短刀「来国俊(らいくにとし)」と「信国(のぶくに)」の古刀2振をはじめて公開します。また、今年の干支「酉(とり)年」に因み、藩主所用の槍鞘(やりざや)・陣羽織・兜の三点を展示しました。
戦国時代から江戸時代を通じて大名の武装や陣中具を「鳥の羽根」で豪華に飾るのが流行しましたが、松山藩主は「山鳥毛(雉の尾羽根)」で陣羽織と槍鞘の全面に使用した資料で、藩の古記録には出て来ませんが珍しいものです。「刀剣」と「藩士」を初めて展示し、この他に松山 藩主所用の「酉年の武具」などもご紹介します。